生ゴミ処理(漬物本舗道長さんのご助言)2000/11/15 up |
たい肥作りでいちばんのキーポイントは、醗酵させる段階で60〜75℃になるようなプロセスをつくってやることだと思います。 その目的は2点。 @ 悪玉菌を殺菌する。 A 草木の種を殺す。 以上、2点を達成しておかないと、たい肥として施肥した場合、病害虫の発生、雑草の繁茂といった弊害が出ます。 小さな容器などで生ごみ処理をしている段階では、満足な醗酵温度は得られません。 容器での処理を『一次処理(醗酵)』としますと、それをあるていどの量にまとめて、良好な醗酵(二次処理)をさせてやることで解決できます。 一次処理が生ごみの減量を第一目的とするならば、二次処理はたい肥作りが主目的となります。 私たちの会では二次醗酵(処理)は300リットルほどの量で行うようにしています。でないと醗酵温度が高温にはなりません。 また、二次処理の段階で土(山から切り出した無菌に近いもの。稲などの育苗用に使うような)、鶏ふんなどを適量混ぜ込むと非常によい醗酵がみられます。土、鶏ふんの追加により、ボカシの要素も加えることができます。 実際にほ場テスト、発芽試験、成分分析などもしながらよいたい肥の量産はできないものかと模索中です。 |
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