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満光寺の庭園

愛知県指定文化財(写真は部分です)

小堀遠州流で、鶴亀蓬莱式の回遊林泉庭園
東庭200平方メートル、北庭800平方メートル
高くそびえる裏山の斜面を利用し、書院に迫るように築かれている。

(1)築  山

サツキの刈り込みが沢山使われ、(5月下旬)は最も美しい。
夏はスイレンと百合、秋は紅葉、冬は南天や万両の赤い実が、また雪景色は特別の美しさを作る。

(2)石組み

全体として山岳の姿、自然の景観を石組みで表現している。
築山、滝と流れなど石組みや、庭の中心をなす正面中腹の三尊石の石組みは見事。
三尊石の両脇に大小の滝を配し、左手に大滝の石組みを作り最大の景観を見せる。

(3)池 水

書院の前に細長い心字池を掘り、東西の両端に出島を張り出し、中央に中之島を配し、その手前に礼拝石を据えている。


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