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青龍山 満 光 寺

本日はよく当寺においでくださいました。
まずは本堂の十一面観世音にお詣りし、本尊のお力で災難を免れた家康公の強運にあやかって下さい。

青龍山 満 光 寺 の略史

860年(貞観2年)平安時代に天台宗の寺として創建される。
1500年頃 室町時代末期、戦国時代の戦乱に焼かれ、廃墟となる。
1532年(天文元年)この一帯の領主鈴木長門守によって、曹洞宗の寺として現在地に再建される。
1668年(寛文8年)に客殿と衆寮が
1680年(天和3年)に大庫裡 1685年頃 薬師堂、土蔵、車屋、馬屋、大門塀が建てられ盛大になる。
1707年(宝永4年)現存する三門が建てられた。
1782年(天明2年)火災によって、諸堂が焼けてしまい、山門だけが残った。
1784年(天明4年)伽藍が再復興されたが、かっての面影はなく、今は本堂と山門だけが残っている。
明治政府の敬神尊皇の政策によって、排仏の動きが高まり、多くの仏像や寺が失われた。
満光寺も多くの末寺が廃寺にされたが、田沢村の壇家によって守られて、廃寺を免れた。
現在、本堂と書院の間の座敷を田沢寮と名づけて記念している。

仏   像

十一面観世音菩薩は本尊
薬師如来は延暦寺三世慈覚大師の真作
釈迦座像は末寺だった金光寺(満光寺より創建は古い)が、明治時代に廃寺にされ、村人が守っていてもので、後に満光寺に移された。

〒441-16 愛知県南設楽郡鳳来町下吉田字田中140
TEL 05363-4-0116
(満光寺パンフレットより。)

満光寺の庭園は、小堀遠州流といわれ有名です。
満光寺の前に「三石(さんごく)」という道の駅が出ています。



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