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「リウマチについて」(私の経験)

リウマチは怖い病気です。
私は現在「リウマチ」で療養中です。

今は概ね普通の生活で毎週通院中ですがすが、思いもかけない病気にかかり、苦しい時期を過ごしました。

リウマチなどには罹るものではありません。普通の人ではその初期の激しい痛みは想像できないものです。それでも入院するような病気でもなく、痛み止めでおさまるのをじっと待つのです。よく合う薬が見つかれば大変助かります。

痛みの激しいときは、夜寝返りができなかったり、朝起きて布団から立ち上がりができなくなります。このときは、立ち上がり方を忘れてしまった恐怖の感じです。

通院などの時には、駅の階段や電車の中の吊革など、体の不自由な人の不便さがよくわかりました。

また、痛みのあるときは、関節が弱くなっているようで、無理に曲げるようなことを続けていると関節が曲がって固定してしまいます。

でも、よい医者とよく合う薬に巡り会えば、次第に回復します。何割かの人は関節が曲がったり、固まったりして苦しみます。

H17/12/28 追加記入
リウマチの診断から10年たちました。
最初の5年間は苦しい生活でしたがその後少しずつ回復して、現在は膝や指が弱く体力は落ちていますがだいたい普通の生活にもどりました。
シオゾールの注射は継続中ですが、痛み止めの薬を飲まなくて済むだけ助かります。

自分の体の健康とストレスに注意しましょう。


リウマチは、まだ原因が分かっていません。定説は、自己免疫反応のようです。

起爆剤として、肉体的・精神的要因があるようです。

本来外敵に働くべき免疫機能が、あろう事か自分の体(関節)を攻撃することのようです。一度これに罹ると一生回復できないようです。だから、私の場合の治療は「シオゾール」といって金製剤を注射し、それも一度に大量やれば副作用がでるので少量ずつです。つまり、逆に本来体によくない金属を注射する逆療法と理解しています。しかしこれは、フランスで始まった歴史的な、健康保険も適用されている治療だそうです。

私の場合は、痛みが激しいときに副作用の強いステロイド剤を使わなくてすんだことが幸せだったかと思います。

病院に「リウマチ科」が標榜できるようになりました。
ようやく「リウマチ科」が標榜できるようになったそうです。

早く、原因と根治できる道が見つかるよう祈っています。

お互いに体には注意しましょう。


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