オオタカメモ3:オオタカの生息地 平地から亜高山帯(秋・冬は低山帯)の林、丘陵地のアカマツ林やコナラとアカマツの混交林に 生息し、しばしば種物を求めて農耕地、牧草地や水辺などの開けた場所にも飛来する。営巣地は アカマツ林が広く分布する地域が多く、高木密度が比較的低くて、高木層と低木層との間に一定の 空間をもつ、樹齢40年以上の林が好まれる。生息分布や個体数の増加を指摘する意見もあるが、 本種の主な生息地である低山から山地にかけての森林は、人間の活動によりさまざまな影響を 受けやすく、剥製や飼育を目的とする密猟も後をたたないため、地域によってはその生息状況の 悪化や個体数の減少が懸念されている。
太田幸男____ |
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