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長篠城趾試掘調査・その3

12月16日 現地説明会

20001/12/16 作成

鳳来町教育委員会の
第3回目の現地説明会がありました
調査指導は七原恵史さん

場所は本丸跡の西側、寒狭川沿いの崖の上一帯です
小さい城がどんな知恵で持ちこたえたかが研究のねらい?
大勢の人が聞きに来ていました

今回の目玉は、大きな「から堀」の発見ということでした
寒狭川沿いの一番北側の部分に現在の深さで3m(当時の深さで2.5m)くらいの堀を掘った跡が見つかった
底は人が4人並んでも歩けるほどに広さで、西の対岸(約100m)の武田軍の攻撃から身を守る
また、鳶ヵ巣山などまわりの高い山の敵陣地から城兵の様子を隠すため掘ったのではないか
ということでした
火縄銃の弾も見つかったそうです
鉛と銅各々3個ずつ(径約1cm)
左が銅製、右が鉛製
弾の製造所跡ではないかと推定していました



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