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はち品評会(海老はち愛好会)

2000/11/19

 鳳来町海老で「ヘボ」の品評会があると放送があったので、興味津々見に行ってきました。
 「へぼ」(クロスズメバチ)これが主役です。
 このようなものを楽しめるのが、田舎の良いところです。話はよく出るけど、現物を知らなかったので、勉強になりました。
 お酒を買えば、「ヘボ」の親がつまみに出るというので、ワンカップを買ってたべてみました。醤油と砂糖の味で、カラッとしていて「珍味珍味」でした。
<品評会に出品された箱の列>

 春から夏にかけてだと思うのですが、山野に巣作りしたハチの巣を取ってきて、箱の中で育ててきたハチの巣箱
 ハチが出ないようにガムテープなどで封印してありました。  会員の方の出品は53箱もありました。会員は数十人もお見えのようです。

<検査に備えてはこの中を「いぶす」>

 「いぶし」て箱の中に閉じこめられているハチを気絶させる。
 「いぶす」ものは花火のようなものでした。火を付けると火花とともに煙を吹き出し、これを箱の中へ押し込んでいました。

<検査の実施>

 検査は、箱から取り出した巣の外側の部分をはがして、中の巣の段数を数え、袋に入れて検量していました。10段以上の大きいもの、目方は2kg以上のものもありました。
 検量された「へぼ」は、持ち帰り品以外kgあたり10,000円で販売されていました。ドンドン売れていました。
 検査が始まると親バチがまわりを飛び交って、人にとまったりしていましたが、皮膚にとまっても刺すようなことはありませんでした。酒のにおいが好きなようでした。

<巣の概観;うまく取り出せたもの>
 ヘボ(クロスズメバチ)は、土の中に写真のような巣を作る。
 食物は、アブ、ガなどの幼虫や成虫、死んだカエル、ヘビなどの肉、花のみつ、果物の汁などを食うよう

干し柿に来たヘボ




太田幸男____ ご連絡はこちらからお願いいたします。
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