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鳳来町の田楽

(1999/01/28から   2005/01/07補充)

目 次
鳳来寺田楽
黒沢田楽

鳳来寺田楽
国の重要無形民俗文化財に指定されている鳳来寺田楽は、毎年1月3日に鳳来寺本堂前の田楽堂で行われています。
寺の縁起によると、山中に住んでいた3匹の鬼が、鳳来寺を開山した利修仙人の命によって、山の守護神になるため首をはねられ、地下に埋められました。
後に寺の僧が鬼の供養に村人と踊ったのが田楽の始まりとされています。
田楽祭では、威力ある神の霊魂を村の田にいただいて、その年の豊作を予祝します。
(以上、ときめき鳳来第7号より) 

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黒沢田楽
鳳来寺田楽と同様、国の重要無形民俗文化財となっている黒沢田楽は、毎年2月の第一日曜日に鳳来町の黒沢地内にある阿弥陀堂で行われます。(05/01/07開催日修正)
現在、静岡県境にある黒沢地区のわずか7戸で田楽を伝承しています。
明治のころは、祭りになると市がたち、県境を越えて来る参拝者も多く、たいへん賑わったといわれています。
鍵取屋敷の荻野さん宅から行列を組み、末社を祀りながら阿弥陀堂へ向かい、そして舞が始まります。
天、中、地と五方を払い清める方固めの舞、太鼓を田に見立てて行う田遊びで構成されているのがこの田楽の特徴となっています。
(以上、ときめき鳳来第7号より)

黒沢田楽が、1999年1月6日、七郷一色・黒沢地内の阿弥陀堂で奉納されました。
保存会8人と七郷一色小学校の児童11人が、五穀豊穣を願って、「鎮守の舞い」「つるぎ」など38の演目を演じました。
(広報ほうらいNo.511より)

2000/11/05 鳳来町ふれあいフェスティバルで、黒沢田楽が上演されました。

写真は、「つるぎ」と「たうえ」だったと思います。

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